日本全国で桜が開花しましたね。
近所の団地に面した裏通りの桜も満開です。
日頃、現場で頑張って働かれている皆さまが、お花見でリフレッシュできていたら嬉しく思います。
さて、4月となり、いよいよ新入社員さんたちの新生活が始まります。
入社後、どの部門であれ新入社員さんは必ず現場に投入する、という企業様もあるようですが、
現場に不慣れな人材が入る時は、普段以上に安全対策に気を使われているのではないでしょうか。
そこで今回は、新人作業員さんの作業用・工事用ヘルメットを選ぶ際に気をつけたい、3つのポイントをご紹介します。
新入社員向けにヘルメットをまとめ買いされる事業者様も多くいらっしゃるので、ご参考になれば幸いです。
その1:ヘルメットを被ることに慣れていない
作業用・工事用ヘルメットをかぶることに慣れている新人作業員さんは、ほとんどいないでしょう。
慣れない作業をすると、普段使わない筋肉を使ったり、余計な力が入ってしまったり、、しますよね。
ヘルメットを被りながら長時間作業すると、ベテランの作業員の方でも、その重さから首や肩に疲労が溜まると言います。
新人の方であればなおさら、作業用・工事用ヘルメットを被ることに慣れていないため、首や肩に余計な力が入り疲れてしまうでしょう。
また、現場デビューしたばかりの頃は緊張感があると思いますが、緊張感があると疲労が溜まっても気付きにくく、危険です。
ですから、最初のうちは特に、現場の環境が許す限りできるだけ軽いヘルメットを支給されることをお勧めします。
その2:作業用・工事用ヘルメットの夏の暑さを知らない
今、季節は春です。この季節はまだ少し肌寒いか、春風が心地よいくらいですよね。
そしてようやく現場に慣れてきた頃、あの暑い「作業用・工事用ヘルメットの夏」がやってきます。
新人作業員さんの投入される現場が、屋外ということも多々あるでしょう。
夏場の屋外作業では、直射日光によりヘルメット内に高温の熱気がこもりがちです。
しかし、新人作業員さんはこの「ヘルメットを被った状態での夏の暑さ」に慣れていません。
建設業は特に、頭部に強い日差しを浴び続けるせいか熱中症死傷者数が最も多い業種ですから、注意が必要です。
もちろん、他業種や屋内作業であっても、気温や作業内容によっては熱中症で倒れてしまう可能性があります。
夏の暑さに慣れていない新人作業員さんの場合、なおさら注意が必要でしょう。
ですから、新人作業員さん用のヘルメットは、夏の暑さに備えて極力遮熱効果の高いヘルメットにされると良いでしょう。
その3:よく見えていない
新人作業員さんは、余裕を持って周りを見ることができないため、視野が狭くなりがちです。
不慣れな環境下で、不慣れな作業、危険もある状態というと、教習所で車の運転を習い始めた頃と近いかも知れません。
そういう頃というのは、たとえ視界に入っていても、見えていないことが時々ありますよね。
また、現場に出て間もないと、視界に入っていないものを察知することができないので、
つまづいたり、引っ掛かったり、ぶつかったり等、ほんの些細な出来事が思わぬ事故に発展する可能性もあります。
ですから、新人作業員さん用のヘルメットは、できるだけ視界の広いヘルメットされた方が、安心です。
新人作業員さん用にオススメのヘルメット
3つのポイント全てを満たす作業用・工事用ヘルメット、というのは無いのですが、2つずつを組み合わせ、以下の3点をセレクトしました。
現場の特性に合わせて、お選び頂ければと思います。
① 遮熱×軽量
屋外で作業される業種であれば全般的にオススメです。
特に、建設業や土木工事業など、長時間屋外で動きの多い作業に向いています。
熱を防ぐと共に、首と肩の疲れが軽減できます。
② 遮熱×視界重視
屋外作業で足場等の狭所や上を向く高所作業が多いなど、
危険度が高く軽さよりも視界を優先したい、といった場合には、こちらのヘルメットが向いています。
熱を防ぐと共に、広い視界を確保できます。
③ 軽量×視界重視
あまり日差しに当たらない屋内作業や、室内で且つ上を向く作業が多い内装工事、
電気工事などの作業には、こちらのヘルメットが向いています。
首や肩が疲れにくく視界も広いヘルメットがおすすめです。
いよいよ春から新人作業員さんたちが様々な現場で働き始めます。
安全で働きやすい職場環境づくりのひとつとして、今回の記事をお役立ていただけたら幸いです。
皆さんの会社のこれからを背負って立つ若い作業員さんたちが、安全な職場環境で育つことを心から祈っています。
なお、弊社では作業用・工事用ヘルメットの名入れ加工もしていますので、
新人作業員さんが入社される事業者様は、是非お気軽にご相談くださいね。
1個からお見積りさせて頂きます。
作業用・工事用ヘルメット大口注文をご予定の事業者様は、別途お見積りさせて頂きます。
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