こんにちは、浜田弟です。
さて、今回からいよいよシールド面付き作業用・工事用ヘルメットの実験に入ります。
シールド面付き作業用・工事用ヘルメットはシールドがある分、前方に重みがある上に風も吹き込みやすいですから、前回テストした軽神ヘルメットに比べると不利でしょう。
そうなると、「15cm10往復を10秒間で」も厳しいでしょうか?
※前回の記事にご興味のある方は、以下のリンクをクリックして下さいね。
さあ、それでは実験スタートです!
~ 実験方法 ~
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コンパクトシールド代表、スミハット SAX2Sを振ってみた
当社ではコンパクトシールド面タイプで最も好評な スミハットSAX2CS。
作業の必要に応じてシールド面をたまに使う職人さんにとても人気の作業用・工事用ヘルメットです。
シールド面がコンパクトで軽いので、重さがそれほど影響せずにズレにくそうな気はします。
気掛かりなのは、このスミハットSAX2CSの特徴である斜めに取り付けられたシールド。
これは、息のしやすさとシールド面の曇りにくさを狙った構造で、圧迫感も軽減されるため、快適ではあります。
しかし、斜めになっている分、飛行機の尾翼のように揚力が生じてしまうかも知れません。
それでは、まずは10秒間、15cmほど頭を10回振ってみます。
結果はいかに?!
◆ ◆ 結 果 ◆ ◆
何もなかったかのような、たたずまいです。作業用・工事用ヘルメットにズレは確認できません。さすがスミハットSAX2CS!
では、テストB(15cm幅の10回往復を、5秒間で行う)はどうでしょうか。
シールド面のない軽神ヘルメットでもズレましたから、多少のズレは覚悟しないといけないかも知れません。
◆ ◆ 結 果 ◆ ◆
元の位置から5cm、上にズレてしまいました。
揺すっている時の空気抵抗が、軽神ヘルメットの時よりだいぶ感じられましたので、
あまりに激しい動きの場合、空気を取り込んでしまうようです。
強風が吹いている時などは、注意したほうが良いでしょう。
実験結果 | スミハット SAX2CS |
テストA:10秒間に15cmを10回 | 変化無し |
テストB:5秒間に15cmを10回 | 元の位置から5cmズレ |
大型シールドのエース、スミハットKKC3Sを振ってみた
ガンダムのような前方に向いた左右の空気孔などで、ビジュアル的にも大変好評のスミハットKKC3S。
広く安全性抜群なそのシールドには、両面ハードコート処理が施されており傷つきにくく、タフさにも定評があります。
今回の実験も、ビジュアルを崩すことなく、そのタフさで乗り切ってくれるでしょうか?
それでは、まずは15cm幅を10往復、10秒間で振ってみます!
◆ ◆ 結 果 ◆ ◆
作業用・工事用ヘルメットにズレは確認できません。さすがスミハットKKS3S、安定感があります。
では、テストB(15cm幅の10回往復を、5秒間で行う)はどうでしょうか。
コンパクトシールド面付きのスミハットSAX2CSよりもシールドが広い点は不利でしょう。
しかし、シールドが顔を覆うように弧を描いているため、空気抵抗は少なそうです。
◆ ◆ 結 果 ◆ ◆
倍の速さで振ってもなんと!ズレはわずか2cmだけでした!
こちらのスミハットKKS3Sの内部構造とヘッドバンドは、先ほどのスミハットSAX2CSと共通なんです。
つまり、振った時の空気抵抗が勝敗を分けた要因であり、スミハットKKS3Sは風に強い、と言えるでしょう。
実験結果 | スミハットKKC3S-B |
テストA:10秒間に15cmを10回 | 変化無し |
テストB:5秒間に15cmを10回 | 元の位置から2cmズレ |
次回予告
コンパクトシールド対大型シールド、いかがでしたでしょうか。
今回は2点ともスミハットでしたが、次回はDICが登場します。そして次回がこのシリーズの最終回です!
どうぞお楽しみに!
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