【雑記】作業用ヘルメットについて調べてみた。~Wikipediaより~【その2】

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空いた時間に何となくWikipediaを調べたら『ヘルメット』の項目があったので、文面を簡潔にして引用してみました。

前回からの続きです。

今回は、安全ヘルメットの「日本における保護帽の着用規定」「日本における検定試験法」「着用方法」。

個人的には「検定試験」の項目が意外と読み応えがあって面白いです。(笑)


日本における保護帽の着用規定

以下の作業の場合は、『(使用者は)保護帽を着用させなければならない/(労働者は)保護帽を着用しなければならない』そうです。

作業現場では必須ですね~。

 

■飛来・落下物用
・物体の飛来落下の恐れのある場所における作業
・型枠支保工の組み立て作業
・足場の組み立て等の作業
・クレーンの組立・解体作業
・建設用リフトの組立・解体作業
・ずい道等の掘削作業
・採石作業時
・船内荷役作業
・港湾荷役作業
・造林作業時
・木馬または雪そりによる運材の作業
・木造建築物の組み立て作業
・コンクリート造工作物の解体等の作業

 

■落時保護用
・最大積載量5t以上の大型貨物自動車における荷の積み卸し作業(ロープ・シート掛け等を含む)
・最大積載量5t以上の不整地運搬車における荷の積み卸し作業(ロープ・シート掛け等を含む)
・床面から2m以上の はい(積荷)の上における作業
・2m以上の高所作業(囲い・手摺などを設けられない場合は安全帯も使用)

 

■電気用(7000V以下)
・高圧活線作業
・低圧活線作業
※電気作業においては、FRP製および通気孔のある保護帽の使用が禁止されている。

DIC AA17 軽神

 

日本における検定試験法

試験内容と合格基準の説明。

よく読むと、激しい試験をしているので結構面白いですよ。【特記事項】もおすすめです(笑)

 

■飛来・落下物用
・衝撃吸収性試験
人頭模型にヘッドバンドが密着しないよう装着したのち、5kgの半球を1mの高さから自然落下させる。

人頭模型に加わる衝撃荷重が4.9 kN(約500kgf)以下であれば合格。
・耐貫通性試験
人頭模型にヘッドバンドが密着しないよう装着したのち、3kgの円錐(先端角度60°)を、帽体頂部を中心とする円周100mmの範囲内に1mの高さから自然落下させる。

その際、先端が人頭模型に接触しなければ合格。

 

■墜落時保護用
・衝撃吸収性試験
衝撃点が保護帽の前頭部及び後頭部となり、且つヘッドバンドが密着しないよう人頭模型(中心線が水平に対し30度傾斜)に装着したのち、5kgの平板を1mの高さから自然落下させる。
その際の衝撃荷重が9.81kN以下であり、且つ 7.35kN以上の衝撃荷重が 3/1000秒以上継続せず、4.90kN以上の衝撃荷重が4.5/1000秒以上継続しなければ合格。
・耐貫通性試験
1.8kgの円錐(先端角度60°)を0.6mの高さから自然落下させる。
帽体内面への先端の突出量が15mm以下であれば合格。試験は前頭部・後頭部・両側頭部それぞれについて行う。

 

■電気用
帽体の縁3cmを残して水に浸し、内外より20kvの電圧を1分間印加する。

その際、漏洩電流が10mA以下であり、且つ絶縁破壊がなければ合格。

安全ヘルメット 住べ GS-28K (SA1-B) 電気工事対応

 

【特記事項】
何れの検定試験も有効期限は3年間であり、期限到来の折は同等の試験を再度行わなければならない。
・試験に用いる人頭模型は、いちょう・かえで・なら・ぶな・ほう を材料とし、重量は2.8kgから3.2kgとする。
衝撃吸収性試験の前には高温処理(48℃〜52℃の場所に継続して2時間置く)、低温処理(-12℃ 〜 -8℃の場所に継続して2時間置く)、浸せき処理(20℃〜30℃の水中に継続して4時間置く)を施し、飛来・落下物用は処理後1分以内、・墜落時保護用については3分以内に試験を終了するものとする。このような処理は、種々の作業条件を考慮して行われるものである。
・電気用保護帽については、労働安全衛生規則第351条において「六月以内ごとに一回、定期的にその絶縁性能について自主検査を行わなければならない」と定めている。特例として、六月を超える期間使用しないものに関してはその当該期間の検査規定が免除されるが、使用再開時にはやはり同等の検査を行う必要が生ずる。また、検査時は「検査年月日」「検査方法」「検査箇所」「検査の結果」「検査を実施した者の氏名」「検査の結果に基づいて補修等の措置を講じた場合の内容」を記録し、これを三年間保存しなくてはならない。

 

 

着用方法について

ビニール製のあご紐についての記述もあったので引用しました。

■ヘッドバンド(後頭部の調節具)は、自身の頭部サイズに調節する。
■後ろに傾けず、真っ直ぐに被る。
■墜転落時の脱げ防止のために、あご紐をきちんと締める。
・あご紐の材質は通常合繊製であるが、屋外労働者が日焼けした際、あご紐の部分だけ白く残ること(いわゆる土方焼け)を嫌う点に配慮し、ビニール製のものも用意されている。においの問題も併せて解消されるが、汗でべとつく欠点もある。

 

 

今回では終わらなかったので、次回に続きます(汗)

当記事は簡素化の上で引用しております。

より詳細を知りたい方は以下のページをご覧くださいませ。

■Wikipedia 【ヘルメット】

 


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東京都足立区で店舗を構えて創業約45年『ヘルメット通販・作業衣専門店 浜田』までお気軽にどうぞ!

 

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